2回目徳島県科学技術高校でCUD授業

昨年に引き続き、今年も徳島県科学技術高等学校で「カラーユニバーサルデザイン」の授業を担当させて頂きました。

この学校は、文部科学省から2020年度の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定校されており、その課題研究として総合デザインコース21名に授業を行いました。

今回は、全国のCUD活動団体にもご協力を仰いで、「カラーユニバーサルデザイン機構」「北海道カラーユニバーサルデザイン機構」「人にやさしい色づかいをすすめる会」の皆さまとリモートでつないで、生徒の皆さんにどのような活動をしているのか、直接話して頂く時間をつくりました。

また、多様な色覚の人にも見分けがつきやすい5色の組み合わせをつくるワークショップや、LEDライトの装置を使って多様な色覚体験を行いました。

後に、担当の先生から生徒の感想を聞くことができ、「色の見えかたは人それぞれ違う」「ものづくりの時には色の使い方に気を付けていきたい」という意見がとても多かったということで、伝えたいことはしっかりと伝わったようです。

ある生徒からは、「CUD活動をしている団体があることがとてもうれしい。自分の見え方が人とは違うことを隠さなくてもいいんだ」との言葉がありました。今までひとりで抱えてきていたんだろうな、と思うと胸が熱くなりました。

まだまだ力不足ではありますが、今後も継続してCUDをすすめめてまいります。