色覚チョークとは
学校などで使われるチョークには、黄、緑、赤、青などがありますが、黒板に書かれた色の違いが分かりづらい生徒にとっては、情報が正しく伝わらない場合があります。
「eyeチョーク」は多様な色覚の人にも色の違いが識別しやすく、カラーユニバーサルデザイン機構で認証されています。
徳島県では2018年12月現在、県下全ての中学・高校・支援学校にこの「eyeチョーク」のモデル導入がされており、今後本格的に導入するかどうかのアンケートを取ることになっています。
金額的にも今までのチョークと変わらず、粉も出にくいという特徴もあり、既に5校は本格的に導入済みとのことです。
先生方からは、「この機会でカラーユニバーサルデザインについて、再認識できた」「一般的な色覚の生徒からも、見やすくなったと好評」との声が聞かれました。
今後、県立高校への導入が進めば、市立学校にも広がりが期待できます。
徳島県全ての学校に導入ができれば、自治体では初めての事となるでしょう。